2012年7月3日火曜日
親御さんの判断が裏目に出てしまった
会社が始まると同時にお客さまからお電話いただきました。できれば、本日2Kのお部屋を片付けてほしいということです。
現場は、所沢市のアパート一階でした。お伺いすると、お母様が、アパートのお部屋の前で待っていました。一階で大きな家具は、ほとんどなかったので、夕方には片付けが終了しますと、お伝えし、作業をお受けいたしました。
部屋に住んでいた人は、35歳の息子さんで、1週間ほど前に病院で亡くなられたということです。
部屋には、大量のマンガ雑誌があり、部屋一面きちんと積み上げられていました。一人暮らしの男性の散らかし方でした。食事は、インスタント食品が中心のようで、カップめんなどが残っていました。
片付け作業は、一階の掃き出し窓近くにトラックが付けられることもあって比較的スムーズに進みました。
夕方終了間際に、再びお母様が様子を見に来られ、しばらくするとお父様も姿を現しました。
ご両親は、決してお部屋に入ろうとしません。お辛かったのでしょうね。
作業を終了し、ちょっとお父様から話をかけてこられました。
2年半ほど前に、家に引きこもっていてはこれから先仕方ない、無理しても独り立ちさせないとと思い、アパートを借りて一人暮らしをさせたということです。それがこんな結果になってしまった。と後悔してた様子です。
私は、部屋にいくつかの履歴書が残っていたし、彼は、彼なりに何とか自立しようと頑張ったのでは、と思いました。
親より、先に逝く子どもほど親不幸はないというのは、このことでしょう。
