2012年7月2日月曜日
不自然な部屋の片付けのその正体は・・・
当店では、部屋の家財を片付けるご依頼に対して、お客さまから不執拗な理由を聞くことはありません。
ご親族・お身内からのご依頼で「部屋の荷物を撤去してほしいという」ご依頼でしたら、依頼されたことを黙々と遂行するだけです。
部屋片付けには、夜逃げした部屋、亡くなった部屋、老人ホームなどに入所した後の部屋など色々です。
多くのご依頼者は、お仕事を依頼する際に理由をお話ししてくださる方が多いようです。でも遺品整理の部屋片付けで、部屋で亡くなられた場合のご依頼者の多くは、「部屋で亡くなった」ということを伏せる方が多いようですね。
部屋に異臭が明らかにする場合も現場にお伺いし部屋に入ってみるまで知らされないということも多くあります。異臭がさほどない場合は、最後まで隠し通す遺族の方もいらっしゃいますね。
恐らく、「部屋で亡くなった」ということがわかると料金が高くとられると思っているのでしょう。
でも当店では、異臭がひどくない場合で、部屋に入っても安全とわかれば、通常の料金で作業しております。
さて、先日、群馬県から「知人」と名乗る方から1ルームの部屋を片付けてほしいという依頼がありました。
部屋の荷物を少々、車で30分ほどのところに届け出ほしい。そのあとは、全て処分してほしいというご依頼でした。
お話からすると特に遺品整理という感じもなく、準備して希望日にお伺いいたしました。
お伺いするとすでに配達する荷物は、部屋の外に出してあり、配送用のトラックに積み、残った家財やゴミの片付け撤去することにいたしました。
すると、いくつかの不自然な様子がありました。
その一つは、ベランダに干してある衣類は、処分してほしいということです。なぜだろうか。荷物を届けた先は、本人ではないようです。
また、カレンダーには、薬の名前と、飲む日時が記載されていました。その薬をちょっと調べてみたら、精神安定剤です。最近、こうしたうつ病の人が増えているようですね。
まあ、この辺までは、「まさか」という異変も感じてはいたのですが、確証もありません。片付け現場は、アパートの一階の角部屋で、隣の住人の方も特に変わった様子もなく、作業は、通常通り続けていました。
でも、作業の後半に入ると、カーテンを取り外すと、新聞紙で窓には、目張りしてあります。まあ、神経質な外なのかな、という感じです。
付きの異変に気付いたのは、電気釜の中に灰が溜まっていたのです。これは、ちょっと異常です。ここまで不自然な状況を知ってしまうと部屋で自殺したか、自殺未遂でもしたのだろうと思いますね。
依頼者は、どうも私たちに隠しています。しかし、すでに依頼者は、人間の家に帰宅した後です。問いただして確認することもできません。
でも、部屋で自殺したからといって別料金が発生するはわけではないのですが、やっぱり気になるのは、どのスタッフも一緒です。
終盤になり、机を運びだそうとした時です。「心ある方へ、この遺書を発見された方は、・・・・へ送ってください」と。遺書が6通机の引き出しから発見されました。
年齢45歳、男性、職業は、元高校の教員の寂しい人生の生涯を感じ取る出来事でした。
